嫌な出来事が起きてから、気持ちが癒えるまでのステップ

あなたは深く考えてしまうタイプの人ですか?

調べ物が得意な人でしょうか?

もしそうなら、トラブルの原因を特定して、

行動で解決しようとしてしまう人も多いのでは?

けれど、この方法だと、抜け落ちてる物があったのです。

それは「感情」!

自分は「強い」と思っている人や、自分は「思慮深い」と思っている人、

そんなあなたにこそ、読んで欲しい。


あらゆる感情を、積極的に感じることを心がけている私の、

嫌な気持ちが癒えるまでに、心の中で起きていた事の体験談です。


Step1.時間をかける事を自分に許す

嫌な出来事が起きた時、嫌なことを言われた時、

まず最初に思うべき事は、癒すまでに、時間をかけても大丈夫だという事。

すぐに立ち直る必要はない。

すぐに前を向く必要はない。

ゆっくり時間をかけて、嫌な気持ちを味わう事を自分に許そう。

そう思うだけでも少しだけ気持ちが軽くなった。


Step2.嫌な気持ちを味わい尽くす

嫌な気持ちが湧いてきたら、逃げずに、ごまかさずに、

素直にその嫌な気持ちに浸ってみる。

十分に、ゆっくりと、その感情を味わいながら、

勇気を出して声に出して言ってみる。

相手に対する怒りや罵倒の言葉を、

全部抑えずに、自分だけの場所で、

声や文章で外に出してみる。


アウトプットすればするほど、気持ちが軽くなる感覚を体で味わう。

そうすることで、外に出す怖さが減ってくる。


汚い言葉を出すことを抑えない。

嫌な気持ちを感じる自分も、自分なんだと認める。


そうすることを自分に許して、実行していくことで、

嫌な気持ちから逃げる必要がなくなってきた。

逃げなくていいと思うだけで、心に余裕が持てるようになってきた。


Step3.自分の悲しみに焦点を当てる

嫌な気持ちから逃げずに、味わい続けていると、

相手に対しての、罵倒や怒りの感情ではなく、

自分の悲しみやつらい気持ちに、

気づける瞬間がだんだんと増えてくる。

その頃には、相手の事はどうでもよくなっていて、

自分が「何をされて嫌だったのか」

自分が「何を言われて悲しかったのか」という事に、

自然と焦点が当てられるようになってくる。


私の場合は、「あなたは間違ってる」という言葉と、

「自分の頑張りを分かってもらえない」という悲しさが、こんなにも、嫌で、悲しくて、

落ち込んでしまった原因になっていた事に気づけた。


Step4.自分で自分を応援したくなる

Step3で見つけた自分の悲しみが、真実なのかどうかを考えてみる。

そしてそれが、自分が傷ついたり、落ち込んだりする必要のある事だったのかを考えてみる。


私の場合は、「あなたは間違ってる」という言葉に傷ついた。

私は本当に「間違って」いたのだろうか?


自分にそんな問いかけをしていると、

自分の味方になって、自分を応援したいという気持ちが、

だんだんと湧いてくる。


よくよく考えれば、はっきりとした正解なんて見つからないことの方が、

人生においては多い。


私は、自分の人生の中で、自分なりの選択をして、

ここまで歩んでこれたのだ。

他の誰かにとって「間違っている」と言われるような事だとしても、

自分なりによく考えて、

失敗も成功も経験しながら、選んできた答えなのだ。

間違いも正解もなく、

私にとっての答えは、これだったのだ。


私はこれまで、よく頑張って自分なりの選択をしてきた。

他の誰よりも、その頑張りを自分自身が知っている。

誰が分かってくれてもくれなくても、

自分はそれを選んだのだと、胸を張って言えるのなら、

それが自分にとっての正解だったのだ。



「正解」か「間違い」かは自分で決めていい



その答えが導き出せた時、

嫌な出来事が起きてから、ずっと感じ続けていた「嫌な感情」が

すっと軽くなったような気がした。


まとめ

「感情」を置いてけぼりにした状態では、

本当の「解決策」にはたどりつけない。


「思考」だけでは、

「相手に○○されないためにはどうするか?」といった他者依存の解決策に陥りやすい。


これでは、一時的に解決できたと思っても、

すぐにまた、嫌な気持ちや嫌な出来事が自分を襲ってきてしまう。


逃げずにしっかりと「嫌な気持ち」を、感じてさえいれば、

最後には必ず、自分が自分の味方になってくれるという感覚を実感できる。


自分が自分を信頼していて、味方でいてくれる、

これほど心強いことはない。



嫌な事が起きても、

必ず気持ちが癒える時が来るという事を知ることができた。


嫌な事が起きることは怖い事じゃない。 

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